遠征日誌No.7(6月19日) LO目黒(秋田市役所)

 本日の朝の散歩は6時45分スタートしたが、非常に眠い。前日まで
の練習で疲労はピークに達しているため皆元気がない。私も疲れている。

 スクラム練習で耳が痛く、耳からツユがでて枕が汚い。身体の擦り傷
から出るツユで布団が汚れるのは久しぶりだ。でも、ハードな練習も昨
日で終わり、今日からは100%試合に向けた準備ができる。

 朝食は6時30分。毎日似たようなメニューで正直食べ飽きた。7時
30分に次のホテルに向けてバスで出発し、30分位でホテルに到着し
た。2000年の遠征時と同じホテルだ。

 9時から前ワラビーズの監督であったロッド・マックイーン氏のレク
チャーを受け、コミュニケーションの重要性を再認識した。ゲームが始
まってからのコミュニケーションは勿論大切だが、より重要なのはゲー
ム前までにいかにチームとして「どう攻めるのか、どう守るのか」とい
う部分の意思疎通だ。2時間という短い時間のレクチャーだったが大変
勉強になった。

 午後の練習は室内で行われ、ロッド・マックイーン氏の指導を受けた。
一つ一つのコーチングが理詰めであり納得させられるものであった。

 練習後、ウエイトトレーニングのためにホテル近くのスポーツクラブ
へ行った。施設の規模とマシンの数、トレーニングしている人の多さに
驚き、スポーツ文化の差を改めて感じた。

 何の競技にしろトップレベルの選手たちが世界で活躍するためには、
スポーツに接する度合いや視野の広さが必要で、かつ重要な要素であり
原動力であると感じた。

 遠征も7日が過ぎた。明日からはいよいよ試合だ。頑張りたい。