遠征日誌No.14(6月26日) PR 小関(東京ガス)・LO 三浦(釜石シーウエイブス)・SO 伊藤(サントリー)
PR 小関(東京ガス)
本日は、東京ガスの小関が日誌を担当させて頂きます。
この遠征に参加して3日目のスクラム練習の時に腰を怪我して、ほと
んどの練習に参加できていません。自分自身、非常にくやしいです。
生まれて初めて検査でCTを撮ってもらいました。結果は、以前から悪
いところはあったものの、今回の怪我では異常なしということで、ホッ
としました。
その後、トレーナーの飯田さんのもとでトレーニングを繰り返して、
25日の練習からコンタクトもOKという判断で久しぶりに練習しまし
た。約10日間も練習できなかったので、とても楽しく取り組めたと思
います。ただひとつ困ったことに、10日間もウエイトと食事を続けて
いたため、体重が96キロから102キロまで増えてしまったことがシ
ョックです。昨日も、中瀬さんや菊地さんと100m×10本をやった
のですが、とてもキツかったです。しかし、一応タイムは全てクリアし
たので、なんとかやっていけそうです。
そして今日は第2戦目、イースタンサバーブスとの試合です。自分は
まだ出れませんが、皆がひとつになって2勝目を挙げれると確信してい
ます。
最後に、最終戦には必ず出れるように調整して、オーストラリアのラ
グビーを肌で実感し、いい遠征になるように頑張ります。
LO 三浦(釜石シーウエイブス)
今朝は7時の体操からスタートした。午後にゲームがあるため、本日
の午前中はフリーとなった。フリーを利用して、日本へのお土産を宅急
便で送ることにした。お土産はスポーツバッグ2個分のTシャツだった
のだが、予想以上に送料が高く、日本で買ったほうが安かったのではと
少し後悔した。
午前11時にホテルを出発し、次の滞在先であるミレニアムホテルへ
移動した。ホテルの近くにはキングスクロスという、日本で言えば歌舞
伎町のような繁華街がある。ゲームの後に皆がくり出しそうで心配だ。
ゲームは午後6時30分キックオフ。相手はイースタンサバーブスで
ある。ゲーム前半は自分達のペースでボールを展開することができたが、
後半は相手のラフなプレーに合わせてしまい、こちらも雑なゲーム運び
となってしまった。特にタックルなどは受けにまわってしまい、何度も
ゲインラインを突破されてしまった。マックイーンさんの教え通りに、
前に出てスタンドオフにプレッシャーをかけていれば、ここまでゲイン
を突破されることはなかっただろう。
個人的には、大事な場面でノックオンを二つもしてしまい、チームに
迷惑をかけてしまった。結果的には勝つことは勝ったが、チーム的にも
個人的にも満足のいく出来ではなかった。次の最終戦では、これらの反
省を活かし、内容のあるゲームをできるようにしたい。
SO 伊藤(サントリー)
今日は、関東代表オーストラリア遠征で初めての試合でした。試合の
内容は、まず相手のグレードが低いのか、かなり練習にもならない相手
で、BKにまわせばノックオンをしタックルも弱いといった感じでした。
関東代表はその中でもミスがいくつかあったものの、ハンドリング、
スクラム、ラインアウトを集中できたのではないかと思います。ただ、
ディフェンスでのコミュニケーション、タックルミスがあったので、そ
こを修正していきたいと思います。
関東代表も少しづつチームになってきたし、これから強い相手とやり
たいと思います。残り少ない遠征、このメンバーとの日々を楽しんでい
きたいと思います。