記者会見ダイジェスト2002/12/1


早稲田大学 24対0 明治大学
◎明治大学
○境政義監督
 できるだけ多く早稲田からトライを取ろうとして、何とか後半15分まではついていけたのですが。スクラム、ラインアウトでは、この雨で予想以上にミスが出てしまいました。監督として、明治の血「前へ」にこだわりがありました。点数は差が開きましたが、課題もある程度、顕在化しましたので、あと1ヶ月時間があれば成長できると思います。
○伊藤太進キャプテン
 明治としては、FWでどうしても敵陣へ行きたかったのですが、ミスで継続できなかったのが敗因です。前半最後のゴール前のチャンスでは、すべてスクラムトライを狙っていましたが、スクラムをうまく回されて、出さざるを得ませんでした。大学選手権で、なんとか勝ち上がってもう1回早稲田と試合をしたいです。みんなは本当によくがんばってくれました。

◎早稲田大学
○清宮克幸監督
 FWの頑張りに尽きます。セットや最終のディフェンスが本当に成長した姿を見ることができました。雨の影響もあってボールが動きませんでしたが、通常のゲームプランではないトライの取り方もできました。両フランカーをはじめ、モールでのボール奪取など、これまでの早稲田にない進化したディフェンスでした。大学選手権に向け、椛沢、東野の二人のプロップが計算できるようになったのは収穫でした。
○山下大悟キャプテン
 監督とまったく同じです。後半30分まではハンドリングミスもありましたが、無理な攻め方ではありませんでした。その後、安藤選手が外目にパスを出すようにして相手FWを外に走らせてから抜けるようになりました。(「前半最後のピンチでは、どう感じていたか」との質問に)やっぱ、早明戦だなーと思っていました。(笑)