記者会見ダイジェスト2002/11/24


中央大学 49対14 日本大学
◎日本大学
○阿多和弘監督
 あれだけ、2次、3次とミスがあると勝てません。シーズン前半にも肝心なところにミスが出て、大東・東海に競り負けたのが痛かった。シーズンを通してゲーム数も多く、向上したのですが。ミスなく3次まで攻撃を続けると良い攻撃が出来ましたが、まっすぐに、あえてアングルを変えずにいっても良かったというのが反省点です。
○阪上義和キャプテン
 空回りしました。次のプレーを考えていましたが、肝心のラックを制することができず、同じミスを繰り返してしまいました。中央大の、選手権に出たいという気迫を感じました。

◎中央大学
○及川悟朗監督
 先週大敗した試合の後、キャプテンが泣きながら、ここで終わりたくない、みんなと一緒にまだ試合がしたいと悔しさを訴えた気持ちが部員一人一人に通じたのだと思います。スーパースターのいない中央がきちんと結束できました。特に4年生がシーズン当初の雰囲気に戻って、心を一つにしたことを嬉しく感じました。この雰囲気で選手権に臨みたいと思います。
○小野田曜キャプテン
 ディフェンスに集中できました。日大のミスにすぐ反応できたのが良かったと思います。特に球際のディフェンスが泥臭くできました。4年生は最後の試合となるのではとミーティングを重ねました。全国大会では、もう一回ディフェンスを立て直してやれば、結果はついてくると思います。



関東学院大学 35対32 法政大学
◎法政大学
○山本寛監督
 前半、競っているところでミスが出て点数にしきれず、逆に関東にゲームを支配され3トライ、12点差にされたのが我々の敗因です。関東の力が上でした。関東は予想通りキックを多用してきたのですが、そのきちんとした処理が半分くらいしか出来ず、攻撃的なカウンターが出来ませんでした。裏へのキック、ボールの放し方など、関東がゲームブランを徹底してきたのはすばらしいと思います。
○麻田一平キャプテン
 ディフェンスをしないと勝てないのに、前へ出ることが出来ず、ディフェンスを破られるシーンが多かったです。良いタックルもあったのですが。関東はスクラムでプレッシャーをかけてきて、SOの裏へのキックも有効でした。法政の早い球出しは最初からの意図どおりでした。関東はラックで、ぎりぎりのプレーをしてきました。

◎関東学院大学
○春口廣監督
 真剣勝負の一本一本のプレーの大切さを改めて思い知らされました。選手たちはプレッシャーの下でよくがんばりました。法政大学はさすが、リーグ戦の決勝戦にふさわしいチームです。接戦で自分たちが気づくことができたのは大きかった。早稲田に2,3周差をつけられていましたが、後ろ姿が見えてきました。リーグ戦4連覇は学生に感謝したいですね。
○北川俊澄キャプテン
 前半からラインアウトを取られるなど、苦しい試合でしたが、結果的には法政のペナルティの際、ゴールをしておいたのが効きました。ただ、相手に攻められたとき、ターンオーバーしながらバックスでミスをするなど、きっちりした敵陣への行き方がうまくいっていないと感じました。後半はFWで止めていこうとプランを立て、そのとおりに出来ました。