記者会見ダイジェスト2002/11/23


早稲田大学 対 慶應義塾大学
慶應義塾大学
◎渡瀬裕司ヘッドコーチ
 今日は、うちの選手層の薄さを露呈してしまった試合でした。CTBが欠け、SOの吉野選手も脳震盪を起こしていたが代えられなかったのが敗因です。特に後半はディフェンスが前へ出られず受けてしまいました。80分間、精神的に強くならないといけないと感じました。
◎水江文人キャプテン
 完敗です。うちがやろうとしていたことが、ほとんどできませんでした。後半は早稲田の思うようにやられました。何とか、今までの借りを返したかったのですが、くやしいです。早稲田の接点でのコンタクトは強いと感じました。アタックもディフェンスもズレが選手の間に伝染しました。それがどうしてなのか、追究して選手権に備えます。

早稲田大学
◎清宮克幸監督
 上井草で1週間練習してきたことが形になって表れたゲームでした。相手のBKが怪我をして、向こうのやりたいアタックができない状況でしたが、ベストメンバーであれば、こんなに差はつかなかったと思います。早稲田としては、最高のモチベーションでひとつになることが出来た意味のある試合でした。
◎山下大悟キャプテン
 最初の10分間の攻防で、うちの両フランカーを筆頭として激しいプレーができたのが勝因です。試合前、心を一つにしようと声をかけ、対抗戦で初めて形になって満足しています。個人的には、もっと慶應は激しく来るのではと予想していましたが、相手の顔がこわばっていたので、いけると思いました。精神的に一番疲れた試合です。