「秩父宮ラグビー場ラグビースクール交流会レポート」(2002/11/17)

 子供は風のコ。夏からいきなり冬になった寒い朝も子供たちにはノープロブレム。すっかり定着した朝の秩父宮ラグビー場ラグビースクール交流会は今年も元気よく実施されています。今日は八王子、杉並、東村山、多摩の各ラグビースクールが東京都高校大会決勝戦の前座としてミニラグビーマッチを披露。
 競技人口が減少傾向にある日本ラグビー界にとって子供たちは宝。その中にも才能をキラリとみせる選手を発見しました。しなやかなステップで相手をかわす、田中ともや君(小4)は八王子ラグビースクールのスタンドオフ。「好きな選手は大畑大介選手。ラグビーの面白いところはトライする時。タックルも痛いけれど、決まると楽しい」
 スクール交流を運営する武田守久さん(関東ラグビー協会普及育成委員)は「国立競技場のおかげで、このような素晴らしい芝生の上で子供たちにラグビーを経験させることができるのは我々にとって大きなやりがいです。また、このような機会があるおかげで指導員たちのモラルも向上し、関東地域のミニラグビー環境は飛躍的に良くなってきました」と秩父宮ラグビー場での効果を語ってくれました。
 このスクール交流は11月23、24、30日も行われる予定です。日本ラグビーの原石を発見しにちょっと早めに秩父宮ラグビー場来てみてはいかがでしょうか?

(文&写真:長谷川仁)


「八王子ラグビースクールの小4チーム」


「憧れの秩父宮ラグビー場でゲームを楽しむ子供たち」


「早く、出番がこないかなぁ」