＜＜関東クラブセブンズ２００４、武蔵工大が延長戦を制す＞＞

6月27日（日）、損保ジャパンＧで「関東クラブセブンズ２００４が開催された。
この大会は、損保ジャパンの後援を受けて、学生クラブ、大学体育会、社会人クラブが、チーム区分の垣根を越えてセブンズ・ラグビーで覇を競う大会。
従来行なわれてきた「クラブセブン」を改装した今年で２年目の大会だが、学生クラブ１２チームのほか、地区対抗の強豪・武蔵工業大学、春の都クラブ１部優勝の多摩クラブ、くるみ社会人クラブ、それにホスト役の損保ジャパンが加わる１６チームで、「表」と「裏」のトーナメント制で実施された。
チャンピオンシップ決勝戦は、武蔵工大とくるみ学生クラブとの対戦となり、双方よくセブンスを研究して取ったり取られたりの熱戦で、規定時間内では同点で決着がつかず、大会は５分Ｈの延長戦にもつれ込んだ。
延長戦に入っても双方フィットネスが落ちず、手に汗握る接戦が続いたが、最後に武蔵工大が１トライ差でかろうじて逃げ切り、招待チームとしての面目を発揮した。
優勝した武蔵工大には、損保ジャパンからゴッホの「ひまわり」の絵を模した優勝盾が送られた。
なお、この大会では２５歳以下の若手レフリーの研修も同時に行なわれ、プレヤーばかりでなく、若いはつらつとしたレフリングの笛が青々とした芝生に鳴り響く１日だった。