<クラブトップリーグの理念>
「クラブチームは地域に根ざして・・」と言われるが、果たしてどれだけのクラブが地域に根ざしているのだろうか?
同好会やサークルではなく、真の意味で「クラブ」になるためには、クラブがそれ相応の努力をし、社会的な義務を果たし、地域のラグビー活動の拠点になることが必要である。そのための「トップクラブリーグ」であり、単に強さを求めるだけなら社会人チームにはかなわない。二番煎じではなく、クラブでしか出来ないことをやってこそ「クラブトップリーグ」なのである。
<規律を保って・楽しく・安全に>が、トップクラブリーグの理念であり、以下の具体的施策を具現化し、実行して行く使命をトップクラブは背負っている。全国のクラブチームの模範となり、目標とされるクラブ作りを目指す。
<クラブトップリーグの条件>
クラブトップリーグを構成するチームは、実力(競技力)、運営力、組織力、地域への貢献度などの諸点で「トップクラブ」と自他共に許すクラブでなければならない。その前提として、クラブの財政基盤をしっかりと確立した上でリーグ戦へ参加することは言うまでもない。トップクラブは、そのプライドにかけて、以下の事項の実現に全力を尽くす。
1.単一チームではなく、複数のチームを有する組織であること。
下位組織としてのジュニアやユース世代、また、生涯スポーツとしてのシルバー世代、女子チーム・・等々、クラブ内に複数のチームを保有して、地域のラグビーニーズに応えることの出来るクラブであること。
2.リーグ戦のために一定数の芝生グランドを提供できること。
ラグビーは芝生の上でプレーするものであることを再確認し、リーグに対して一定回数以上の芝生グランドの提供ができること。必ずしも自前である必要はないが、行政や企業とのタイアップ、その他あらゆる手段を用いて一つでも多くの芝生グランド作りに貢献する。
3.公認レフリーの養成に努力すること。
ラグビーの普及、強化、発展に、良きレフリーの存在はかけがえのないものである。しかし、良きレフリーは天から降っては来ない。各クラブは自チーム内で出来るだけ多くの公認レフリー(B級以上)を発掘し、養成に努めること。
4.リーグ連絡会議を設ける。
リーグ戦を運営するため、グランドの提供、補助役員の手配、その他運営に関する事務を処理するため、「リーグ連絡会議」を設置する。各クラブから最低1名の委員を出し、協会・クラブ委員会と連携を保った上でリーグ戦を主体的に運営する。
*クラブトップリーグへの参加は義務ではない。参加しない場合にはトーナメントの部で出場できる。リーグ戦への出場を辞退したチームが出た場合には、下から順次繰り上げる。
*愛称募集/クラブトップリーグは仮称です。素敵な愛称を付けて下さい。
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