ラグビーフェスタ2002 IN SUGADAIRA
(第21回・関東クラブチームラグビーフットボール交流試合)
レポート・結果

 一足早い夏合宿。日頃、仕事や家庭に忙しいクラブラガーマンたちが年に一度、長野県菅平に集まり他県のクラブチームとフレンドリーマッチを楽しむ「Rugby Festa2002 in SUGADAIRA」(別称:第21回関東クラブチーム交流試合)が今年も開催された。7月13、14日の両日に集まったのは77クラブの約2000人。初日は有志チームによる菅平テンズ(10人制ラグビー)が雨天の中行われ、茨城県のツクバリアンズが優勝。翌日の開会式では同クラブ主将の大谷選手(24)が元気良く選手宣誓を行い、交流試合が菅平中にある芝生のグラウンドにて行われた。

 テンズに参加した藤木選手は「芝生が良い状態だったので、雨でも全然ジャージが汚れなかった」と菅平のグラウンドを絶賛。またレフェリーとして静岡県から参加した近藤寛雅さんは「2日間もラグビー漬けになれる環境は楽しい」と大会の価値を見出した様子。デフ日本代表の大場選手は神奈川県の六郷クラブのロックとして、地元・上田クラブからはスタンドオフとして小中選手がそれぞれ出場した。「グラウンドが良かったのでケガもなかった」と小中選手は8月にNZにて行われる世界大会に向け益々調子を上げた様子。

 単にゲームだけを楽しむ大会ではなく、代表者による懇親会では9月下旬に来日を予定しているNZの知的障害者チーム「サウスオークランド・キウィーズ」へのチャリティーも行われ、社会貢献を行うことも特徴のひとつとなっている。関東協会クラブ委員の奥村氏は「これだけの数が一同に集まる大会はクラブならでは。クラブから様々なムーブメントを起こしていきたい」と語っていた。

 大会は大きなケガもなく無事に終了。各クラブは菅平観光協会より頂戴した参加賞のレタスと楽しい思い出を持って、それぞれの家路に戻っていった。


ラグビー合宿のメッカ菅平高原に今年も77チームが集合

サニアパークでの開会式

龍野関東協会副会長の挨拶

子供たちにはラグビーボールは不思議な遊び道具のようで・・・

六郷クラブの突進!菅平の芝生はクラブラガーにとって最高の舞台

結果
吉田クラブ(山梨) 26−59 ビアーズ(東京)
富士スバル(山梨) 83−7 ブラックシーガルス(神奈川)
日立東海(茨城) 12−40 ピンクパンサー(群馬)
第一生命(東京) 5−52 キャノンボール(茨城)
KRクラブ(長野) 0−65 音羽クラブ(東京)
安曇野クラブ(長野) 38−15 新宿ジャック(東京)
NSCラガー(東京) 33−34 ワイルドリバー(埼玉)
深谷クラブ(埼玉) 12−7 レイカーズ(長野)
浦安クラブ(千葉) 41−27 六郷クラブ(神奈川)
どんぐり(東京) 17−0 諏訪コンバース(長野)
やまびこ(長野) 5−5 オーバル(長野)
ビッグビアー(山梨) 12−21 福井フェニックス(福井)
川越ファイターズ・ヤング(埼玉) 0−48 上田クラブA(長野)
川越ファイターズ・ミドル(埼玉) 0−29 上田クラブB(長野)
常総クラブ(茨城) 19−22 白揚ラガー(栃木)
ダンボ(群馬) 19−19 FIRST(長野)
エンジャニャーず(愛知) 19−20 浅間&松本ラガーズ(長野)
シルバーバックス(茨城) 12−33 どろんこ(東京)
ツクバリアンズ(茨城)39−33 クイール(神奈川)
六甲イースト(東京) 45−38 長野ラガーズ(長野)
六甲クラブ(兵庫) 39−19 三洋クラブ(群馬)
飯田クラブ(長野) 64−0 そうえん(群馬)
高森クラブ(長野)70−7 桐生ラガーズ(群馬)
ゼロクラブ(字神奈川 26−24 渋川ラガーズ(群馬)
MRFC(愛知) 43−21 チャーリーズ(東京)
甲府&甲府中央(山梨) 22−45 ぜんかいビアーズ(東京)
ダエンクラブ(山梨) 22−29 空調クラブ(群馬)
TRCビーバップ(群馬) 24−17 長野ポパイズ(長野)
TRCハードトップ(群馬) 26−7 ブルドッグス(長野)
水戸クラブ(茨城) 24−31 スウイフト(東京)
柏サンデー(千葉) 48−5 ドルフィンズ(埼玉)
大成クラブ(神奈川) 5−14 TOPS(埼玉)
JAWS(千葉) 7−38 ドンキーズ(東京)
慶大JSKS・OB(東京) 20−14 クローバー(東京)
佐野クラブ(栃木) 38−32 柏&市川ラッシュ(千葉)
若杉クラブ(東京) 20−21 ダイナマイツ(長野)
禿鷹クラブ(東京) 67−0 PBP(群馬)
甲府消防(山梨) 7−59 大楠クラブ(神奈川)