第1回・東西学生クラブ対抗試合

慶應義塾大学BYB
(関東学生クラブ選手権大会優勝)
<対>
立命館大学グラスルーツ
(関西学生クラブ選手権大会優勝)
12月22日(日)
キックオフ/10:00分
Ref/横山孝司(関西A2)
会場/近鉄花園ラグビー場(有料試合)
主催/日本ラグビーフットボール協会
東西学生クラブ対抗試合が発足
 大学ラグビー花盛りですが、学生ラグビー界には体育会ラグビー部ばかりではなく、クラブ組織の学生チームも数多く存在します。マンモス大学には10チーム近い学生クラブが、また、医歯薬系や理工系学部のような学部ごとのラグビー部、専門学校のチーム、また、戦前からの伝統を誇る慶大JSKSやBYB,早大GWなど、さらに学校の枠にとらわれないインターカレッジな学生クラブ・くるみクラブのような欧米型組織も存在します。
これらの学生クラブは、自分たちのクラブを自主的に運営し、また、自分たちの大会を朋友クラブとともに自律して運営してきたことに特色があります。その自主運営能力には目を見張るものがあります。他に誇れる素晴らしい特色です。
これまで学生クラブの大会は、首都圏では関東学生クラブ選手権大会、近畿圏では関西学生クラブ選手権大会が実施されてきました。しかし、その上を極める全国規模の大会はありませんでした。そこで、昨年のトライアルマッチを経て、今年から学生クラブの日本一を決める<東西学生クラブ対抗試合>が発足することになりました。会場も全国大学選手権大会と同じ会場を使用し、有料試合として実施されます。そして、次年度からは地区対抗への出場権もかかった大会となり、ジャパンカップ(仮称)につながる大会へレベルアップします。この東西対抗試合はその前哨戦としても意味を持ちます。学生クラブの選手諸君のモチベーションは大いに上がりました。熱戦が期待されます。

記念すべき第1回大会
 本年度からスタートした東西学生クラブ対抗試合の第1回大会へ出場する栄えあるチームは、関西代表が立命館大学グラスルーツ、関東代表が慶応義塾大学BYBの2チーム。立命館大学グラスルーツは、関西学生クラブ選手権大会の決勝で同志社大学DRH&Tを23−10で下し、関西代表の座を射止めました。1976年の創立で、昨年のトライアルマッチに続いての出場となります。他方、慶應義塾大学BYBは混戦の関東学生クラブ選手権大会を征し、決勝戦で早稲田大学ドンキホーテを15−5で破って関東代表となりました。1933年の創立で、来年創立70周年を迎えます。花園には関西在住の多くのOBも詰めかけるとのことです。