チームの特色


東日本社会人リーグ 関東大学対抗戦 関東大学リーグ戦1部 関東社会人1部

東日本社会人

  チームの特色 今年の新戦力
東芝府中
 今年もマコーミック主将を中心にチャンスがあればどこからでもすばやい攻撃をするラグビーを目指し連続「日本一」となる事をチームの目標としている。
 春シーズンは、各代表のメンバーを派遣していたためチームプレーがまだできていないが、その分、控えのメンバーが力を付けてきて底上げが出来たように思える。
 昨年から継続して行っているアタッキングラグビーをより一層パワーアップしてどこからでもトライの取れるチーム、相手にトライを取られないチームを目指している。
 今年は新戦力として6名の新人が新たに加わった。中でも日体大から入社して来たLOの渡邊康憲と日本大から入社して来たCTBの関根 慶に注目してほしい。
 渡邊については、日本代表C2を持っており次期東芝の中心選手としての期待がかかっている。大学時代に痛めた足首も完治し釜沢・安田の両LOにどこまで迫れるか注目してほしい。
 関根については、昨年度日本大学の副主将としてのリーダーシップと持ち前の人に強いプレーで層の厚いCTB陣に新風を吹き込む活躍を期待したい。
三洋電機
 パワー&パッションを合い言葉に部員一丸となって取り組んでいる。今年度は主力メンバーの引退もあったが、トンガ代表(30caps)、ACT代表のエリシ・ヴニポラ(SO,CTB,25歳)の加入により、BKの変幻自在のライン攻撃が期待される。 SH西岡晃洋(早稲田・22歳)
SH佐藤久芳(熊工高・18歳)
HO榎村晃生(天理高・18歳)
FL藤村俊明(松山商高・18歳)
のNew Faceによりチーム全体が活気き、いいムードになっている。
サントリー
 チームの特色としては、”ダイナミックサントリーA80”(ダイナミックに80分間アタックし続けるラグビー)とキャッチフレーズを掲げ、選手の意識向上につなげている。それに加えて、ボールを大きく動かすラグビー・観ている人・実際にプレーをしている選手が楽しいラグビーを確立したいと考える。  本年度は、5名の新人を迎えることとなった。補強の必要なポジションに大学のトップレベルの選手が入社頂いたことは非常に頼もしく、且つ期待をしている。
NEC
 チームの特色は何かと問われても、現時点では説明するような特色は特にありません。ただし、目標として掲げていることとして、スピード・パワー・スタミナ・スキルのそれぞれのレベルの向上とチームの約束事を全員が理解し、誰が試合に出場しても約束事を守れる能力をつけることとしています。チームの約束事が守られたとき、そのとき出場している選手の特色がチームの特色に名手いるかもしれない。では、誰がレギュラーとして試合に出場するかというと、片倉が関東代表、菅田が日本Aに選出されてはいるが、新人SO岡野のキック力は素晴らしく、また3列にはNZ勢の2人のベテランの中島などポジション争いは熾烈なものになっており、秋のシーズンにはどのポジションに誰が出場するのか現状では全くわからない。 PR東 孝三(174cm,100kg)
HO網野正大(178cm,98kg)
FL Liam Barry(194cm,105kg)
FL大東 毅(178cm,85kg)
SH富沢浩明(161cm,60kg)
SO岡野清紀(178cm,85kg)
CTB John Kirwan(190cm,102kg)
CTB川合レオ(182cm,78kg)
WTB石田由憲(179cm,88kg)
伊勢丹
 FW・BKともに、展開のラグビーを目指して練習に取り組んでいます。
 ラインアウトを中心に、モールプレーからの早いBKへの展開という多彩な攻撃で、ゲインラインをきっていきます。FWだけのラグビーではなく。外への展開を意識し、WTBでトライをとる見ていておもしろい、楽しいラグビーを目指します。
 新戦力を5名迎え、チーム内でのポジション競いも激しく、良い刺激となっています。また、我がチームの欠点であったBKの核となる選手の加入(ジョージ・コニア・CTB)によりライン攻撃にも厚みができました。
 本年よりプレイングコーチとなったクリス・オニールを中心に、4名いる外国人を3名出場させ、個々のレベルアップを図り、夏合宿を経て、リーグ戦へと気持ちを作っていきます。
東京ガス
 3年前の東日本リーグ昇格以来、徐々にスキルの差は縮まってきたが、フィットネス不足はカバーしきれず、ゲーム後半のスタミナの消耗が早かった。今季の東京ガスは守屋主将の絶大なキャプテンシーのもとにまとまりのあるチームとなっている。
 若手選手の飛躍的な成長でチーム全体の底上げが図られ、日本代表 中村 航をより活かせるバランスの良いチームとなり、上位進出が期待される。
 今季加入したジェイムズ・ワシントン(ロック:オーストラリア21歳以下代表;1974年生)の197cmの長身と卓抜したスキルには期待がかかる。また、プロップ吉岡源太郎(帝京大卒)のスクラムワークと積極的なルースプレーでの動きによっても、今までにない、東京ガスの攻守パターンを産み出した。
リコー
 ”一瞬の閃きを鍛錬に裏打ちされた技術に託す戦闘集団”をチームスピリットとし、新主将に就任した勝が打ち出した、今シーズンのチームコンセプトは”Aggressive”。
 単に試合において積極的・攻撃的であろうというだけでなく、日々の練習に対し、常にAggressiveに取り組み、精神的にToughな集団になろうと掲げたキーワードです。
 有望な新戦力8名(岡崎・松田・神鳥・海江田・山崎・笹原・イノケ・アラスカ)を加えたチームは、春シーズンを終え、行った試合がわずか3試合。未知数だらけの内容でしたが、新主将の掲げたチームコンセプトを実現し、全国社会人大会でトップグループに入るべく、全員が”Aggressive”に毎日の練習に取り組んでいます。
新日鐵釜石
 今年度の釜石チームの特徴は、春シーズンの試合を振り返ってみると、若手の成長が著しい。特にFWでいうと、青山・吉田・伊藤・三浦、BKは川上・越前谷・中島・篠原などは試合ごとに伸びてきている。秋のリーグ戦には、ポジション争いが熾烈になることが予測される。
 また昨年入部した外国人選手のD・カレオパ、L・ランキルドとのコンビネーションが確立されつつある。特に今年はD・カレオパをキャプテンに任命したことで、チームに緊張感が現れ、いい雰囲気になってきている。
 さらに3人目の外国人(N・Z)選手のS・スア(WTB)の加入により、チームの得点力が格段に上がってきた。外国人が3人体制になったことで、秋のリーグ戦においては外国人枠の関係から、選手の起用戦略がポイントとなるだろう。
 最後に桜庭・仲上らの代表選手を含めたベテラン選手勢も安定感をさらに増し、若手・外国人・ベテランが三位一体となった、チームプレーを披露できるだろう。とにかく、一戦一戦大切に、しかもチャレンジ精神旺盛に戦っていきたい。
 

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関東大学対抗戦

  チームの特色 今年の新戦力
明治大学
 今年度の明治大学ラグビー部も基本的な戦法は初代監督北島忠治先生の教え通り”前へ”を実戦していく。また戦術の方はというと例年に比べフォワードが若干小型化の傾向にあるため、今までのような無理矢理の強行突破はせず確実にボールを生かし続ける「継続」のラグビーを目指す。又いかなる場面においても圧倒的に優位に立ち続ける為に各個人個人の強さも春から確実に作り上げている。特に今年度は80分間の試合の中で起こる全ての場面場面に対し、出場している。15人全てがボールに対し働きかけられ、そしてここで何をするのかという意志の統一の徹底に重点を置いて練習してきた。このようなことが全て完成されるときには、見ていて楽しいラグビー、わかりやすいラグビー、そして明治のラグビーがこういうものだと理解してもらえるはずである。  
早稲田大学
 今シーズンの早稲田は、スクラムに関しては昨シーズンのプロップが残り、安定したスクラムが組めそうである。また、月田をスクラムハーフに戻し、速水とのHB団を組み、昨年同様、展開力を中心としたラグビーを目指したい。その基本になるのは、筋力アップと持久力のラグビーフィットネスである。春シーズンはコンタクトプレー中心の練習を重ね、基本プレーを徹底的に練習してきた。石川主将も春の後半には怪我も完全に回復しより一層のパワーとスピードが増した。  注目したい選手としては2年生の井手上。また1年生ながらレギュラーを目指してほしい江原、横井の高校ジャパンコンビにも期待している。フルバック吉永が、もう1シーズンプレーすることが決まり、期待している。
帝京大学
 FW・BKS一体となって、ボールを効果的に継続し動かし続け、リズミカルでバランスの良い攻撃ラグビーを目指す。FWは、集散の良さで攻撃のテンポを作り、難波、由良の3年生コンビがBKSラインをコントロールする。一人一人の激しいタックルが持ち味。 高橋(3年:プロップ)
岡野(1年:SH)
日本体育大学
 今年の日体大のテーマは「走るラグビー」です。例年に比べて身長・体重とも大きいとはいえないチームなので、それを補うために「走る」ということを念頭に置き、他のチームに走り勝つことを目指しています。コンタクトプレーは体が小さい分、激しさで勝つということを課題としています。この2つをふまえて展開ラグビーを行っていこうと思います。選手はどのポジションも層が厚く、LO間瀬の長身を生かしたラインアウトは健在で第3列はスタミナのある岡本・佐藤・後藤・小林のしつこいプレーは目を見張るものがある。BKは両WTBのパワーの鈴木・スピードの荒木が得点源である。  今年の新戦力は豊富で、LO工藤・藤原の1年生コンビ、SHは釜屋、CTBでは元高校日本代表の佐藤。これらの4人は主力メンバーとして考えられる。昨年とは違う「ランニングラグビー」で日本一を目指して一丸となり、戦っていこうと思います。
筑波大学
 攻撃面では「積極的にボールを動かす」「相手に簡単にボールを与えないよう自陣深いところからでも攻めていく」アグレッシブなラグビーを目指しています。防御面では「カバーを厚く」「粘り強く守れる」ラグビーを目指しています。
 プレーの上で組織的に動けるだけでなく、精神面でもまとまりのあるチームとしてシーズンを戦っていきたい。
右PR山本正樹(4年六甲学院)、ルースで大きな働きができる。
FL広瀬恒平(1年北嶺高)、ハードタックラー。
SH岡孝次(1年霧ヶ岡高)、前がよく見える。
WTB瓜生丈治(1年小倉高)、快速ランナー。
青山学院大学
 今年の我が青山学院大学ラグビー部は昨年から続いての森田邦昭監督と、尾身嘉信主将、そして副将には岩渕健輔、友井亮輔、豊原鉄也という構成になっております。
 森田監督は学生からの信頼がとても厚く、すばらしいリーダーシップを持った尾身主将は何事も自ら進んで行動し、チームを引っ張ってくれています。また、日本代表として活躍中の岩渕副将は多忙なためあまりチーム練習に参加することは出来ませんが、日本代表として学び得たスキルを少しでもチームに活かそうと皆に指導しています。残念ながら今年の春シーズンはけが人が多く、オープン戦の成績はあまりよくありませんでした。しかし、フィットネスを中心に強化させ、個々の体力アップさせることにより夏合宿を経て秋へと望みたいと思っております。是非、昨年とは違う成長した青山学院大学ラグビー部を宜しくお願い申し上げます。
 
慶應義塾大学
 枠にとらわれないラグビースタイルを目指しながら個々の選手の個性を生かせるチーム作り。春は主力選手の怪我が相次いだ為、多くの1年生が練習ゲームに出場し能力を把握することができた。  昨シーズン早大に勝ったメンバー14名が残っているが、何人かの1年生がレギュラーの座をつかみそう。PR 左座(東福岡)、とても器用で将来的にはフッカーで育てたいがチームの事情で1番。WTB栗原(清真学園)、正月大会での怪我(鎖骨骨折)の為リハビリが続いていたが6月から復帰。快足を生かしたい。FB 川尻(修猷館)、高校代表候補に選ばれていないが、堅実なプレーで信頼度は高い。この他、SH牧野、SO和田、CTB浦田の出場機会がありそう。
東京大学
 本年度の東大は対抗戦Aグループにランクされ、上位の強豪校7チームと総当たりという厳しい日程となった。上位校と内容ある試合をし、一つでも勝ち星をあげるようがんばりたい。本年度のチームは3年FW ・4年BKが中心である。FWはスクラムが進歩し、ラインアウトが安定してきたので、セットピースからのボール確保は何とか目途がついた。
 上位校のFWと対抗するためには、攻防とともに一層の運動量と激しいコンタクトプレー(走力と当たり)を高めていく必要がある。BKは2年の時からレギュラーだったメンバーが主力であり、ある程度経験はある。(11-舞立、12-小林、14-村田、15-中沢)ハーフ団が新戦力となるが、BKの判断力・ボールキープ力とディフェンス力を向上させて、厳しい状況下で点の取れる、また点をやらないラグビーを目指してみたい。
 

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関東大学リーグ戦1部

  チームの特色 今年の新戦力
関東学院大学
 FW全員はBKに劣らずよく走り、主将No.8箕内率いる第3列がゲーム中、常にボールに絡んでくる。HBは、SO淵上の判断力・ゲームメイキング力が光り、前に出るタックルと相手の裏をかくBK陣の攻撃による試合展開となる。また、FB立川は的確な指示とキック処理をしている。
 チーム全体としては、どこからもあらゆる状況からでも攻めることができ、速いディフェンス・FL陣の下のボールに対する強さが特色となっている。
昨年度から出場している経験豊富な選手陣に加えて、期待の新入生と精鋭からの新戦力が一体となって、リーグ戦制覇及び大学日本一を狙う。
中央大学
 我がチームは、FW・BKが一体となったランニングラグビーを目指し、ディフェンスのタックルから攻撃を仕掛け、主将・大沼を中心に相手にプレッシャーを与え続けるFWで、昨年のリーグ戦2位・大学選手権ベスト8の記録を一つでも超えようと日々練習に励んでおります。夏合宿では全員でNZへ行き、外国人を相手に一回り大きくなって帰ってくる予定です。監督を始め、選手一同が公式戦の最終下積みである夏合宿に向けて気合い十分です。  
日本大学
 安定したラインアウト、スクラム充実したSH・FLの働きで試合を組み立てWTBに有効なボールを供給する。FWの機動力の強化と成長著しい沢木敬介を中心としたラインの攻防、展開力、ディフェンスを向上させ今季は大学日本一を狙う。  
法政大学
 5年前の25年ぶりの大学選手権優勝以来、法政大ラグビー部は下降線をたどり、リーグ戦の成績は93年の1位から年々順位を下げ、昨年は4位という結果に終わりました。練習の成果が結果と結びつかず、苦しいシーズンが続き、今年こそは「強い法政」を復活させてみるという意気込みのもと、中西監督はじめ新コーチ陣と学生とが団結し「日本一」を目標に97年のシーズンをスタートしました。新チームの目指すのは「ゲインラインの前で止める攻撃的なディフェンス」と、「有効な球出しからの素早いBKのライン攻撃」のできるオーソドックスなそして基本に忠実なチーム作りです。昨年の主力メンバーが10名残り、現有戦力のレベルアップと「日本一を目指す」部員の意識改革を課題として、4年ぶりのリーグ戦制覇と5年ぶりの大学選手権優勝を目指します。  新戦力として、平塚、熊谷の高校日本代表組をはじめ25名入部し更なる成長が期待されます。
専修大学
 FWは、PRが2年目ということもあって安定感があり、3列はチーム内でも特に層が厚く、またLOの馬屋原 誠はFWの核となるであろうと思われます。
 BKは、主将のSH伊藤 護を中心に外へと展開するラグビーで、走力、スタミナには心配がない。さらに現在、ニュージーランドに留学中のWTB吉田尚史の帰国後の活躍も期待できる。リーグ戦全勝優勝を目標にチーム一丸となってがんばりたいと思います。
新戦力はHO菅藤 友とSO大宅俊介で、特に大宅はニュージーランド合宿へも参加し、3試合全てに出場しました。
大東文化大学
 粗削りではあるがロック渡部主将、No.8マウを軸とした大型FWがボール支配率を高めサイド突破し、BKに供給し得点する。を目指したい。  新戦力はFWプロップ亀田、福岡、FL白水、No.8マウ、BKWTB本郷、FB太田に期待している。
東海大学
 昨シーズンのレギュラーメンバーがほとんど4年生だったため、新主将・大島(関東学園大付属高・4年)を中心に新たな気持ちでチーム作りをしてきた。今年は全体的に小柄なので速い動きでボールを継続させ、プレーの速さ、正確さに力をいれている。14番のトライゲッター、森(東京高・3年)を生かした攻撃で得点に結びつけていきたい。リーグ戦グループ上位チームを倒し、順位を上げ、大学選手権を目指す。 SH小池(東海大菅生高・1年)
CTB大野(岐阜教育大付高・1年)
FL三須(相模大工業高・1年)
以上3名が新戦力の中でもレギュラーに絡むものとして期待している。
流通経済大学
 日本一のフィットネスを目指し、早い球出しから連続攻撃をして「走り勝つ」事を前提とし、一部リーグで通用するチームを目標としている。キャプテンNo.8渡辺知宏(流通大柏)を中心とする第三列はアタック、ディフェンス共に優れている。
 上手さ、強さ、スピードを兼ね備えている両CTBは一部リーグの他のチームにとっても脅威となるだろう。そして、FBには安定力抜群の切り札ブレンデン・ニールソン(仙台育英)がいる。
 アタックセンスではすでに大学ラグビーのトップレベルにあるといっても過言ではないSO加瀬隆之(流通大柏)。粗削りだが破壊力満足の巨漢LO中西孝之(八幡工)。落ちついたボール裁きで首脳陣をうならせるSH藤井貴之(行田工)。
 チーム内の練習試合で並みいる先輩達に物おじせずタックルに入っているFL横山洋人(流通大柏)。など即戦力の選手も少なくない。

東日本社会人リーグ 関東大学対抗戦 関東大学リーグ戦1部 関東社会人1部

関東社会人1部

  チームの特色 今年の新戦力
クボタ
 昨年まではFWに頼りすぎた傾向があげられるが、今シーズンはFW、BKが一体となったバランスの取れたチーム作りを目指してきた。また、ディフェンス面では攻撃的なディフェンスを重点に置き取り組んできたが、その結果、現時点ではまだまだ粗削りではあるが徐々にクボタのスタイルが出来上がってきており、今後さらに精度を高め、意志統一を図ることが出来ればチャンスがあると思われる。そのためにも新キャプテン(8月に決定)がチームをどうまとめて行くか期待するところである。  今シーズン突破力抜群のNO.8バーア・トロケ(トンガ)とフランカーにはアタック、ディフェンスともに堅実なプレーをするブレンデン・ジョーンズ(オーストラリア)の加入により第3列の機動力が増しFWは昨年以上に充実した。
 また、今年鍵を握ると思われるBKについても、SO、CTB、FBをこなす山口(龍谷大)とSH山田(帝京大)の加入によりポジション争いも激化しチームの底上げができ、BKにもかなりの得点力が見込まれる。
三菱重工相模原
 春先から”スピードある攻撃”と”鉄壁のディフェンス”を目標に強化を進めてきた。結果、徐々にではあるが、意志統一され練習・試合ともに良い状態である。  NZ、ウェリントン(スーパー12)のメンバーであったSHジョー・フィレムは攻守にわたり活躍を見せている。また、昨年まで最後の決定力にかけていた部分に早大から山本肇(WTB)の加入があり、BKの展開力にも幅が出てきた。
明治生命
 今年度もねばり強いディフェンスが売り。前に出るタックルによる相手のミスからチャンスを作り得点に結びつける。練習内容は「いかにボールを大切に扱うか」を念頭に置き、相手に当たってからのボールの生かし方など、ボディコントロールを中心とした基本的な練習の反復と「後半に入ってからの集中力の持続」を課題とした走り込みを中心とした連流を行っている。
 FWについては早い集散とモール、ラックにおけるボールの支配とラインアウトをいかにものに出来るかが鍵を握る。
 BKについては外への早い展開で俊足WTB内田を走らせたい。
 既存の外国人選手2人に加え、今年度新たに豪州ACT代表のSOアダム・フレンドを獲得。キック力に定評があり、また司令塔としての活躍に期待。このほかWTB永井、藤田やPR中村、長身(192cm)LOの河久保なども即戦力として期待できる。
清水建設
 昭和51年の創部以来、仕事とラグビーを両立させることをモットーに、質の高いラグビーを目指し活動している。
 ラグビースタイルは早い仕掛けからの連続攻撃と攻撃的なタックルを2本柱として、選手の積極性と選手間の意志統一がしっかり取れるように心掛けている。
 今年は新人5名の加入により例年以上にポジション争いが激化しているため全体のレベルアップにつながっている。
 新戦力として期待する選手は、今年入社したFL松本(明大)、SH佐藤(関東学院大)、CTB瀧川(青学大)、WTB,FB西村(同大)などがあげられる。他には春のオープン戦で新しいポジションにチャレンジして活躍する選手も出てきているので今後のレギュラー争いに注目している。
日本IBM
 2年連続、関東社会人1部リーグ6位と不本意な成績に終わっているラグビー部は、今年度4名の新人選手を補強し、目標である東日本リーグ昇格へ向け、万全の体制を整えている。本年度の関東社会人1部リーグは、各チームそれぞれ有望な新人を補強し、相変わらずの混戦が予想される。また、昨年同リーグ1位クボタが望んだ東日本リーグとの入れ替え戦でもわかるように、トップリーグとの力の差は、明らかに縮まっている。この中で新人を含めた新しいメンバーで、いかにして来る秋のシーズンまでに、それぞれの特長を活かしたチームを仕上げていくかが、鍵となる。後のないIBMラグビー部は今年こそ最後のチャンスとすべく、年初より監督、スタッフを中心に綿密なスケジュールを組み、最後の戦いに挑んでいる。  新人の中でスクラムの核となるプロップには、フォワードの威力には毎年定評ある、大阪体育大学より文原俊和を補強する。身長は174cm、98kgで低く安定感のある体型でスクラムの中心となる事が期待される。
 そしてスクラムの最前列フッカーのポジションには、同じ大阪体育大学から中原宗宣が加わる。165cm、90kgと小柄ながら自ら『走力には自信がある』と言うだけであり、その走力を活かしたアタック・ディフェンスには定評がある。そして、同大学のスクラムハーフ肥後康之は、正確なパスワークと走力を活かした攻撃的なアタックで、昨年の主将鄭の後継者として期待が寄せられる。一方作シーズンの大学の覇者、明治大学からは、高塚 栄が入部する。175cm、75kgの体型から繰り出される走力は、チーム得点力アップにつながると期待されている。この新入部員4名に加え、昨年後半よりチームに合流している、カナダ代表フランカーのジョン・ハッチソン(28歳)そして、母親が日本人で語学も堪能なウイング、トルーデル・クリストファ(24歳)が、今シーズンよりリーグ戦出場が解禁となり、一層の充実が測られる。
日野自動車
 日野自動車ラグビー部は、創部48年目を迎え関東社会人としても伝統あるチームです。現在は昔の荒々しい雰囲気もなくなり、日野のカラーとフィジーの良さをMIXした近代的なラグビーを目指して、日夜練習に励んでいます。
 また部員の平均年齢も24歳と若く、潜在的な能力を秘めているものの、発展途上のチームです。基本とボールの継続をモットーに取り組んできたため、FWが前に出て早い展開が出来れば勝機が生まれると確信している。
 今年はフィジーから2人(FWのゴネブレ、BKのタマニ)の新戦力を迎え、昨年以上にスピード感のある展開ラグビーを目指している。春シーズン主力選手に怪我が多く、夏期合宿から調整を行い優勝目指して精進していく。今年注目している選手はいないが、15人で一戦一戦勝ち抜いて行きたい。
セコム
 主将は昨年同様、荒川(日体大・26歳)が努め、FWリーダー瀧島(関東学院大・25歳)BKリーダー笠井(早稲田大・25歳)の2人が荒川をサポートする。この3人が中心となりチーム作りをしている。
 スクラムには自信があり、スクラムを起点に試合を組み立てる。課題であったラインアウト、ラックも克服しつつあり、夏合宿で磨きをかける。一方、BKはスピードと強さが増し、ウイングでトライを取るチームが出来つつある。
 スピードのあるBKと機動力の増したFWが80分間縦横無尽に走り回り、やって楽しく、見て楽しく、そして勝つチームを目指す。今年こそは1部の台風の目となるであろう。
 
横河電機
 新外国人マフィの加入によりFWのサイド攻撃に厚みができた。関東代表に選ばれた荒川(FL)、バイスキャプテン山崎(LO)を中心にテンポの速いラックを中心に前進する。
 一方BKは前年とメンバーは変わらないものの、オープン攻撃に磨きがかかった。監督兼主将の竹之内(CTB)を中心に運動量の多いラグビーを展開する。また、今期は徹底したコンビネーションを練習で確立し、FW/BK一体となったバランスの良いチームを目指す。
トンガ代表23キャップ、ACT代表27キャップを持つマフィ(NO.8)を獲得。また、青山学院大から内木場(SH)、法政大から今野(WTB)が加入。

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